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日本遺産の舞台である、熊野灘エリアには、日本遺産の構成文化財だけではありません。
世界遺産や日本ジオパークに認定される名勝や、鯨と触れ合う体験など、魅力が満載。
日本遺産の舞台である、熊野灘エリアには、日本遺産の構成文化財だけではありません。
世界遺産や日本ジオパークに認定される名勝や、鯨と触れ合う体験など、魅力が満載。
例祭である「お弓祭り」では、的に取り付けた鯨に似せた「せみ」を奪いあうなど、捕鯨にまつわる伝統行事として、今も受け継がれている。豪華な本殿は太地町文化財。
熊野灘地域における古式捕鯨の祖、和田頼元の墓。順心寺境内にある。
井原西鶴著『日本永代蔵』に登場する話に着想を得て、1985年に建てられた(1996年、2019年に再建され、現在は3代目)
捕鯨を始めた和田家の先祖が屋敷を構えていたことから、この洞窟は「和田の岩屋」とも呼ばれてきた。この地域一帯が、和田氏を中心とした共同体であったことを物語る。現在も通り抜けられる。
山見相互の連絡をするための中継所としての役割を果たした施設跡。
かつて新宮藩から派遣された役人が常駐し、鯨油を利用した燈明台が設けられていた。燈明崎には燈明台のほか、支度部屋跡、狼煙場跡、山見台跡があり、古式捕鯨の名残を伝えている
古くからクジラと関わりをもってきた太地町にある、世界でも数少ない鯨類に特化した博物館で、本館には鯨に関するさまざまな資料を展示。入江を利用した自然プールでは、クジラやイルカのショー、ふれあい体験を開催している。
古式捕鯨の中興の祖となった太地角右衛門の墓。順心寺境内にある。
太地氏が千百大(まさと)という加子(かこ=船員)のために建立した。
梶取崎も燈明崎と同じく「山見台」だったところ。岬の突端には「梶取崎狼煙場跡」があり、熊野の絶景を望める。狼煙場跡は、鯨船との通信に用いたかまどの跡である。